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国画会会員、準会員による展覧会のご案内や、ニュースなどを紹介しています。
Posted by - 2026.02.12,Thu
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Posted by 国画会事務局 - 2008.09.12,Fri
■会 期■ 2008年10月11日(土)~11月30日(日)
■会 場■ 出雲市立平田本陣記念館 
      9:00~17:00 休館日/火曜日
■主 催■ 出雲市立平田本陣記念館(第14回出雲総合芸術文化祭)
      〒691-0001 島根県出雲市平田町515 TEL・FAX 0853-62-5101
入館料    一般500円(400円)小中高生200円(100円) ( )=団体料金

■展示内容■1971年~2008年の間、国展・個展・グループ展に発表の油彩35点をシリーズ毎に展示し、「人間の風景 これまでと今」の変遷をたどる。
展示作品   20~50号4点 100号5点 130号11点 150号3点 200号2点
       200号超10点 合計35点


照射シリーズ(1968年~1973年):2点
 1960年代、全く先の見えない「向こう側」を求める模索の日々の中、未来に対する不安と不条理を、直截な色彩と線で表現する。ピカソには絵画の発信力に打たれ、金子光晴の詩や石牟礼道子の『苦海浄土』に衝撃を受ける。このシリーズにおいて国展で新人賞および国画賞を受賞する。



都市挽歌シリーズ(1974年~1979年):6点
 国展にて受賞後、生態系の中で人間社会の有りようや、人間と地球という自然環境の必然の関係を通して未来の廃墟を表現する。有吉佐和子の『複合汚染』はその大きな背景となった。色彩は青系統から一変してイェローを多用する。このシリーズにおいて1978年国画会会員に推挙される。



地獄絵シリーズ(1980年~1984年):5点
 都市挽歌シリーズを進める中で、人間の根底に潜むものや現代社会に渦巻く人間の闇を、源信『往生要集』に登場する地獄の場面を借りて表現した数年である。表現としては細密な技法を選択した。



森と人シリーズ 前期(1988年~2002年):14点
 1988年以降3度屋久島を訪問する。自然とは何か、人間とは何か、など生命の根源に対する問いかけや、人間と自然の共生を思考する一方、青森・三内丸山遺跡を訪ね、人の連綿たる流れと繋がりや、人間の内包する活力の源に思いを馳せる。



森と人シリーズ 中期(2003年~   ):8点
 森を出発点として、森羅万象に宿る生命や、繰り返す人間の営みと連鎖を思索する。色調は寒色系から暖色系に至る。個展では超大作に挑戦するとともに、発表場所も大阪と東京を拠点とし、グループ展にも積極的に参加する。


 作家在館日の企画
◆10月11日(土)午後2時~会場にて
  三人トーク「絵画へのアプローチ」
  米原 智氏(独立美術協会会員 島根大学名誉教授)
  古浦秀明氏(島根洋画会常任委員長)
  多納三勢氏(国画会会員)


◆10月31日(金)午後2時40分~会場にて
ジュニア講座(出身小学校6年生)
 「聞こう話そう絵の心」


多納三勢 略歴

1939 島根県簸川郡平田町(現 出雲市)生まれ
1959 第33回国展初入選
 〃  島根県展 県知事賞受賞
1961 島根大学教育学部卒業
    1971  第45回国展 新人賞受賞
    〃  第5回現代美術選抜展(文化庁)
1972 第46回国展 国画賞受賞
1976  第12回現代日本美術展(毎日新聞社) 
1999 国展‘99から見た洋画の可能性展
2005 大阪国際アートフェスティバル
2006 国展80周年記念-国画会の画家たち展
    〃  記念誌「国画会80年の軌跡」編集
・ 個展15回 グループ展(国画13の視線・みちの会等)


<ごあいさつ>

私は1939年(昭和14年)平田町灘町で生まれました。小中学校時代は生家前の船川で泳ぎ、愛宕山ではターザンごっこで明け暮れし、時には斐伊川の輝くばかりの水と砂で遊んだ宝のような記憶・・・こんな数々の思い出は、私にとって60年を経た今でも、ときめくような新鮮さで蘇ります。

 町立平田中学校では関 宏先生のルネサンスの講義に感激し、県立平田高校では進路選択に迷いあぐね、急遽進学のため矢田清四郎先生(光風会会員)にデッサンを習い始めました。そのせいもあってどうにか入学した島根大学では、井上善教先生(国画会会員)と米原 智先生(独立美術協会会員)に計り知れないほど多くのことを学びました。大学在学中は島根洋画会展や島根県展でも数々受賞しましたが、何よりも思い出すのは2年終了時に、井上先生の勧めで国展に初出品初入選し(第33回国展・1959年)、翌年も連続入選した事です。
 卒業後は邑智郡桜江町立川越中学校に赴任しました。しかし、絵画制作と発表の機会を求めて1年半後に大阪府豊中市に転居しました。転居して数年後、たまたま京都で第1回関西国展を見て、休んでいた団体展出品に再挑戦する事にしました。以来大阪府内で教職勤務のかたわら団体展は国展・関西国展に発表し、個展は関西、東京、島根で開くようになりました。
 本展の開催にあたり、学生時代の作品も含めてご披露したかったのですが、残念ながら当時の作品は手元に全く無く、また国展初入選作品などは紛失してしまいました。そのため本展は1971年以降の作品展示となった次第です。

 私は絵画作成の過程を4シリーズに分類しています。
① 照射シリーズ・・・・・・・・・・・・1968年~1973年
② 都市挽歌シリーズ・・・・・・・・・・1974年~1979年
③ 地獄絵シリーズ・・・・・・・・・・・1980年~1984年
④ 森と人シリーズ(前・中期)・・・・・ 1988年~

 各シリーズの主題は常に「人間」であり、それはまた人間を取り巻く環境であり、そして人間の有りようでもあります。そのため本展のテーマを「人間の風景 これまでと今」と題しました。今回は過去40年にわたる国展や個展で発表した作品の中から抜粋し、大作を中心に35点を4シリーズにまとめて展示することにより、自分自身をも振り返りつつ更なる展望をと願っております。
 生まれ故郷の平田で個展を開くことは、まるで父母に見守られているようで私にとりましては感慨深いものがあり、この機会を与えていただいた方々に深く感謝申し上げます。また本展から得たものは今後の制作の糧や指針にしたく思いますので、ご高評のほどよろしくお願い申し上げます。

2008年10月 多納三勢


照射シリーズIV-6 1972 合板 油彩 164.58x238.0cm

圧倒する群像絵図 
 閉館20周年を迎えた出雲市立平田本陣記念館では、郷土出身の代表的な洋画家として、多納三勢氏の展覧会を開催する。氏は、1939年に島根県平田市平田町(現出雲市)に生まれ、72年に国画会国画賞を受賞、75年同会会員となり、古希を前に、現在も同会や個展での発表はもちろん、グループ展等で精力的に活動している作家である。
 多納氏は自分の製作過程を四段階で区分している。照射シリーズ、都市挽歌シリーズ、地獄絵シリーズ、森と人シリーズとなり現在に至る。各シリーズの主題は常に「人間」であり、人間を取り巻く環境であり、人間の未来像であるとも氏は語る。本展はそのシリーズを一望しようとする展覧会である。
 直線と曲線の色面で描かれた非日常的で無機質な世界に産み落とされていく子供、白昼夢のような不安な光を連想させる空間で描かれた最初のシリーズ「照射シリーズ」。人物はこの光の中でシルエットと化し、気だるげにうごめく。このシリーズで国画会の新人賞(71年)、国画賞(72年)を受賞している。この頃、「ピカソゲルニカ展」を観てその膨大なスケッチに衝撃を受け、モノクロームの作品が持つその強さ、絵画が人に与える影響・発信力の大きさに震えたという。照射シリーズはその影響下で産み落とされていった。
このシリーズから、やがて幾何学的な山々が連なる廃墟のような風景へと変貌を遂げる「都市挽歌シリーズ」。その中で生き続ける生物はみな一様に疲れ果て、未来への希望が見えないかのようである。作風も細密描写で、色は黄と青緑の二色のモノトーンの世界で描かれる。「未来の廃墟」を表現していると氏は言う。その廃墟である風景は、次の「地獄絵シリーズ」では生物と一体化し、どろどろに崩壊していく。様々な地獄絵が展開され、人間の根底に渦巻く人間の闇が次々と表現された。
 しかし、決定的な変化が画家に訪れることとなる。屋久島での屋久杉との出会いである。縄文杉に驚き、屋久杉に驚き、とてつもない時間を生き抜いてきた名もない杉を前に、スケッチをする時間さえもったいなく思えたという。壮大なスケールの生き物を目の前にした画家は、やがて大自然との対話を始める。そして絵も変わらざるを得ないところまで追い詰められたと語る。はじめ水墨画のような微妙な色彩のミューズが生まれ、そして、一人二人と家族のように増えていき、やがて群像となり、それが大きな大樹のように緩やかに変化していく。そして、自然と同化したような生命の連鎖へと連なっていく。これらのシリーズは時として幅5m近くの超大作で描かれ、観る者を圧倒する。それは画家が屋久杉から受けた衝撃へも連なっていく劇的な空間である。
 真っ白なキャンパスの空間について、氏は「これだけの空間を与えられた喜び」ととらえる。その空間が拡がるほど、喜びが膨らんでいく。
 「人間の風景 これまでと今」と題されたこの展覧会では、氏自身、今までを振り返りつつ、これからの新しい展望を図る展覧会となる。常に人間とは何か、生命とは何かを問い続ける姿勢を貫いてきた画家の魂が会場全体に浸透していくであろう。

    (出雲市立平田本陣記念館 主任学芸員  山田 勝)

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Posted by 国画会事務局 - 2008.09.10,Wed
■会 期■2008年10月3日~10月31日

■会 場■GALERIE DE L'EUROPE

柚木沙弥郎(1922―)は、日本の伝統的な型絵染めの技法をあますところなく活用して、独特な色彩感と躍動感あふれる形態がおりなすタピスリーを制作し、常に日本のテキスタイルの世界に新風を送り込んでいるアーティストである。彼は現在86歳になるが、その作品は染色の分野では依然として刺激的で突出した存在である。
柚木沙弥郎の作家としての来歴は20代半ばに民藝運動の理論的実践的な指導者の柳宗悦(*)の「工藝の書」との出会いに始まる。無名の職人たちの手になる生活用品や工藝品のなかに民衆の手仕事の美意識があるという柳宗悦の「民藝美論」に強く感動した柚木は、柳の民藝論を最も典型的に実践している染色家・芹澤銈介のもとで制作活動を始める。
柚木作品の特色は、テキスタイルを色彩と形態による空間の装具として見なしていることである。この作家にとって、タピスリーは二次元の装飾品ではなく、いかなる空間にもダイナミックに寄り添う三次元のオブジェであり、壁に飾る単なる装飾品ではなく、布を介在とした色と形の表現なのである。彼の作品は単に布に染めたタピスリーならば壁を飾る工藝品であるが、布をカンバスに見立てた色彩と形態の三次元的な表現と見なせば造形的な作品である。
そのような意味で柚木の仕事は、工藝作品とアート作品の領域の規定が難しく、それによって彼の表現は問題をはらむ刺激的な作品となっている。
内海禎子(日本民藝館)

* 柳宗悦の仕事は2008年9月30日から2009年1月11日まで、パリQuai Branly美術館にて紹介される。

Posted by 国画会事務局 - 2008.09.10,Wed
■会 期■2008年9月10日(水)~14日(日)
     10:00~17:30

■会 場■兵庫県立美術館 王子分館
     〒657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
     078-801-1591


<出品作家>
石井 博子 太田垣 匡男 尾形 秀 小原 万紀子 川西 祐三郎
河村 ちづる 木村 艶子 工藤 秀策 児林 素樹 斎木 敦智
白井 かずよ 高野 カヨ 田所 義信 戸狩 うた 長谷川 ゆき
浜田 公子 福島 正子 古草 敦史 古橋 早恵 松下 明
水野 真由美 宮地 佳代 森山 陽子 柳 裕子 山口 静治
山田友子
(50音順)

この展覧会は国画会の絵画部・版画部所属の兵庫県神戸以西在住の
作家が地方文化の向上と相互研鑽の願いをこめて開催するものです。
何とぞご高覧ご指導の程お願い申し上げます。

出品者一同



Posted by 国画会事務局 - 2008.09.08,Mon
■会 期■2008年10月21日(火)~10月26日(日)
■会 場■川村記念美術館 付属第1ギャラリー
      千葉県佐倉市坂戸631 tel:043-498-2672
      ※JR佐倉駅、京成佐倉駅から無料送迎バスがあります。


Posted by 国画会事務局 - 2008.09.03,Wed
■会 期■2008年9月30日(火)~10月5日(日)
      10:00~17:30 ※最終日15:00まで

■会 場■豊田市美術館 市民ギャラリー
     


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